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矢島 聖使; 半田 宗男
化学の領域, 18(10), p.901 - 908, 1964/00
ガスクロマトグラフを用いる水の定量法の特長は、水と同時に、試料中に含まれている水以外の成分も定量できることである。分析感度はカール・フィッシャー法、露点法などの分析方法と、同程度またはそれ以上である。またプロセス・ガスクロマトグラフを用いれば、水の連続自動分析も可能である。ガスクロマトグラフィーによる水の定量には、水を直接ガスクロマトグラフに導入して分析する方法と、水を水素、アセチレンなどに転換して、この水素、アセチレンなどをガスクロマトグラフで分析して、水を間接的に定量する方法がある。充填剤として、前者にはポリエチレングリコール、後者はモレキュラシーブ-5A、ジメチルスルホランなどが用いられている。また水の転換剤としては、水素化カルシウム、水素化リチウムアルミニウム、炭化カルシウムなどが一般に用いられている。